私は30代、都内で在住の会社員です。昨年末、会社の行事を通じて、東北の震災で被災された方々を支援するべく宮城県石巻市でボランティアをさせていただきました。ボランティアの作業内容としては、津波被害を受けた方の仮設住宅申込書のエクセルへのデータ入力です。入居予定の家族の名前と、「津波により家が流失」と被災者により書かれた紙を、何枚も、何百枚もめくり、そのデータをひたすらエクセルへ入力します。しかし、淡々とできる作業ではありませんでした。両親が震災により亡くなり、2人で住むところを探している双子の兄妹の申込書、家族の名前がたくさん記入されているがほとんどが名前の横に「行方不明」と書かれているもの、「父親」と「次女」の名前しか書かれていないもの・・・。途中、何度も手が止まり、胸が詰まりました。石巻の景色は津波により殺風景になってしまいましたが、瓦礫は撤去されつつあり、復興が少しずつ進んでいるようにも見えます。震災からもうすぐ1年がたとうとしていますが、今後は、震災により大切な人を亡くしてしまった人々、特に子供たちがこれからの生活を支えていくために、私たちに何ができるのか考えていかなければならないと感じています。